※節の有無に加えて目通りの良悪・色艶その他難点を考慮しながら総合的な格付けを生産者が行っています。
製品の格付けは、基本的に節の有無によってされております。節が無いことを無節(ムジ)と呼び、小さい節の事を上小節(ジョウコブシ)と呼んでいます。
したがって、構造材(柱、土台、梁等)の場合、四面に節が無いものを四方無節、以下三方無節、ニ方無節、一方無節となります。【図1】
又、小さい節が四面に有るものは四方上小節で、以下三方上小節、ニ方上小節、一方上小節となります。【図1】
以上、無節、上小節は構造用部材の中で役物(ヤクモノ)とされ、主に化粧用部材として使用されております。また四面に節があり、化粧用部材として使用されていないものを「一等材」と格付けされ、無節上小節に比べて安価で、主に大壁用の中の部材として使用されています。【図1】
|