吉野センターのご案内
 
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木のお話(青年部)

※節の有無に加えて目通りの良悪・色艶その他難点を考慮しながら総合的な格付けを生産者が行っています。

製品の格付けは、基本的に節の有無によってされております。節が無いことを無節(ムジ)と呼び、小さい節の事を上小節(ジョウコブシ)と呼んでいます。
したがって、構造材(柱、土台、梁等)の場合、四面に節が無いものを四方無節、以下三方無節、ニ方無節、一方無節となります。【図1】
又、小さい節が四面に有るものは四方上小節で、以下三方上小節、ニ方上小節、一方上小節となります。【図1】
以上、無節、上小節は構造用部材の中で役物(ヤクモノ)とされ、主に化粧用部材として使用されております。また四面に節があり、化粧用部材として使用されていないものを「一等材」と格付けされ、無節上小節に比べて安価で、主に大壁用の中の部材として使用されています。【図1】

 

「柱材」の化粧面の取り方参考例【図1】



三面が化粧面となる場合。
無節だと「三無」。一面が無節で、二面が上小だと「一無二上」。
一面と一面下半部が化粧面となる場合。
一面が無節で一面下半分が上小だと「一無下一上」。
角両面部分(チリと呼びます)が化粧部分となる場合。 一面と、その両角(チリ)が化粧部分となる場合。

 

「平割材」の化粧面の取り方参考例
木表(板目部分)と横面(柾目部分)と木裏が化粧面となる場合。 木表(板目)が化粧面となる場合。 木表(板目)と片側横面(柾目)と、その反対側の角部分(チリ)が化粧面となる場合。

 

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杉の内装用造作材は通称「源平」と呼ばれる商品と、「赤」と呼ばれる商品に分類されています。源平は赤に比べて安価で全国的に使用されています。

【赤材・白太材・源平材の見方】
白・・・
化粧面が白太だけの材(杉材のみ
白太部分は、木の表面を守っている外周部分なだけに、無節の美しい白材は、あまり多く採取できず希少品として珍重されます。 ゆえに、あまり見かけない個性的な美しさを求めて、白材のみをオーダーされる方もいます。 
源平・・・
化粧面に白太と赤みが両方出ている材
杉・桧製品は、基本的に源平材
杉と桧では、白太と赤みの部分の色合いの違いは、杉の方が比較的ハッキリ出ます。ゆえに杉材では、源平材を視覚効果として、意図的に選んで使用される事があります。
赤・・・
化粧面が赤みだけの材
木の部分で一番耐朽性が高く、色合いも美しいので、高級材として扱われます。 木の性質上、節が出やすい芯に近い部分から採取されるため、無節の物は希少価値の高い最高級品として重宝されます。

 

【単板仕分け・格付け】
(柾)・・・ 柾目ツキ板に使用する材
(板目)  
一枚上小・・・ 一分板(3mm)の上小節が取れる六分板(18mm)
一枚ムジ・・・ 一分板(3mm)のムジが取れる六分板(18mm)
二枚上小・・・ 二分板(6mm)の上小節が取れる六分板(18mm)
二枚ムジ・・・ 二分板(6mm)のムジが取れる六分板(18mm)
縁甲上小・・・ 六分(6mm)の上小節の板
縁甲三ム・・・ 六分(6mm)の三面ムジの板
縁甲四ム・・・ 六分(6mm)の四面ムジの板
アテ上小・・・ 七分以上のアテの多い上小板
アテ三ム・・・ 七分以上のアテの多い三面ムジ板
アテ四ム・・・ 七分以上のアテの少ない四面ムジ板
上小・・・

七分以上の上小節の板

三ム・・・ 七分以上の三面ムジの板
四ム・・・ 七分以上の四面ムジの板
ヒキ板・・・ 一分板(3mm)の板
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